1. 試験機の株式会社レスカ
  2. 製品紹介
  3. RheoTribo Tester RTT1000

レオトライボテスタ

RheoTribo Tester RTT1000

粘弾性せん断性粘着力

  • RheoTribo Tester RTT1000

  • RheoTribo Tester RTT1000

軟質素材/ソフトマター表面の摩擦・粘弾性を含む 総合的な挙動を評価

素材表面を摺動する際に圧子先端に発生する抵抗力は、摩擦、粘弾性、材料の変形等を総合的に含みます。本試験機は摺動パターンに一般的な正弦波に加えて、三角波も導入しました。三角波摺動では速度を一定に保ちながら摺動周波数を変えることで、素材の速度依存性を調べることができます。また、摺動方向の抵抗力は、当社のはんだぬれ性試験機で培った電磁平衡式センサの技術で計測し、素材の差を高感度に検出します。現在、得られた抵抗力の波形解析の事例を蓄積することで、幅広い素材の評価に活用できる試験機を目指しています。

■特徴

様々なソフトマターの評価が可能です
・ゴム、エラストマー、プラスチック
・水溶液など各種液体で濡れた固体表面
・織布、不織布、繊維、ワイヤー
・ペースト、グリース、オイル、潤滑剤
・粘着剤、粘着シート、フィルム
・厚み100μm以下の粘着シートなどのソフトマター全般

レスカのレオトライボテスタをお勧めする理由
・センサのたわみが計測に及ぼす影響を極小化しました
 →電磁平衡式電子天秤技術により等価的に大きなばね定数のロードセルように振る舞います
・メゾスコピック領域のレオロジートライボロジーの評価に最適です
 →球状接触子の採用によりμmからmmオーダーまで多様な接触領域をカバーします
・厚さ1umから数mmの液体固体ソフトマターの評価が可能です
 →レオメーターでは難しいとされる、500μm以下の厚みの試料でも測定可能です
・小片の試料でも測定できます
 →真空吸着ステージとΦ5ボール平面接触子の採用で5mm□でも測定可能です
・速度依存性の測定を一度の操作で実行できます
 →摺動周波数を自動で切り替える周波数ステップ測定機能を搭載しました

■ 測定例(用途)

■ 測定原理