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スクラッチ試験機

Scratch Tester CSR1000

コーティングクラック密着キズつきひっかき

  • Scratch Tester CSR1000

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硬質皮膜の密着強度を定量的に測定

本試験機は、超硬合金などの金属面にPVD、CVDによって形成された硬質皮膜(Ti・TiN・SiC・DLC等)の密着強度(付着強度)の測定に優れた効果を発揮いたします。簡単な操作で定量的に測定を行えるスクラッチ試験法を採用しており、試料表面を荷重を増加させながら膜面を引っ掻き、膜の破壊を高感度に検出し、膜の破壊が発生した荷重(臨界荷重)をご提供いたします。機械部品、装飾品などや、耐久性の要求される切削工具や金型工具などのコーティング膜の評価に最適な試験機です。

■特徴

スクラッチ試験機の特徴
・摩擦力の変化から膜の剥離点(破壊点)を検出します
・リアルタイムで印加荷重と摩擦力をグラフに表示します
・応力(摩擦力)と荷重値(印加荷重)を1本のセンサで検出できます
・フィードバックによる荷重制御で、印加荷重を直線的に増加させます
・ジョイステックを操作し、簡単に測定部位の設定を簡単に行うことができます
・AEセンサで破壊音を計測し、膜の剥離点の検出を追加することが出来ます(オプション)

■ 測定例(用途)

■ 測定原理

■ 製品仕様

スクラッチ試験機の仕様

荷重検出機構

30kgMAX

荷重分解能

0.1%FS
※30g(30kgFSセンサ使用時)
※1g(1kgFSセンサ使用時)

許容過負荷

300%FS

Z軸駆動機構
※荷重印加方向
荷重印加速度

30kg/minMAX

駆動分解能

0.036度/ステップ

送りねじリード

1mm/回転

駆動精度

0.1μm

Y軸駆動機構
※スクラッチ方向
スクラッチ速度

0.01~1mm/s(0.01mmステップで設定可能)

駆動分解能

0.036度/ステップ

駆動範囲
X軸

±50mm

Y軸

±50mm

Z軸

Max70mm

Data出力方式

USB

電源

AC100~240V

■ 関連資料