タッキング試験機
Tackiness Tester TAC1000
定着性吸着性ベタつき粘着力
指先で感じる粘着力を数値化
各種ペ-スト、粘着テ-プ等のタッキネス(瞬間的な粘着力)の測定に対し、今まで個人差による誤差が大きかったデ-タを定量的に評価する事が可能になります。まずコントロール(進入速度・加圧力・加圧時間・引き離し速度)された測定プローブを、サンプルに押しつけ、引き離す過程での粘着力を測定します。測定データはパソコン処理が可能です。ダブル温調(特許)により試料片をホットプレートで裏面より予備加熱を行った状態で測定面に加熱されたプローブを侵入させることで、設定温度と実際に評価される試験面の温度を一定化させる事ができると同時に、ホットプレート加熱を停止させることで、常温状態の試験片に対し加圧と同じ時間のみ加熱を行い粘着力計測を行う事ができる為、加熱加圧成型における金型との離形成計測や、複写機におけるトナーの定着ベルトに対する離形成を計測する事が可能です。加圧時間が最短10msecが可能な為、瞬間的な接触により生じるタッキネスの計測も可能です。
■特徴
・4種類の加圧パターンと2種類の押付け方式
・粘着力の温度依存性を評価(オプション)
・サンプル温度の安定
・プローブ素材、形状を製作
・国内外の試験規格に準拠
・測定データのグラフ化と積分値評価
・短時間で多くの測定が可能
・測定環境を模擬
■ 測定原理
■ 製品仕様
タッキング試験機の仕様
- 測定方法
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押付け/引上げ 2段階試験
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- 測定スピード
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- 引上げ
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0.001〜15mm/s
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- 押付
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0.001〜5mm/s
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- 駆動範囲
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- X軸
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±50mm(モータ駆動)
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- Y軸
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±50mm(モータ駆動)
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- Z軸
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70mmMAX(モータ駆動)
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- ステージ加熱範囲
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□50mm(オプション)
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- ステージ温度範囲
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- 加熱ステージ
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RT〜250℃ ±3℃
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- 冷却ユニット
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-20℃〜RT
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- 加熱
冷却ステージ -
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5〜100℃ ±3℃
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- プローブ加熱温度
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RT〜200℃ ±3℃(オプション)
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- 押付け制御方式
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荷重制御、押込み量制御、押込み後停止
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- プローブ
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標準 φ5.0mm SUS製(φ2.0mm、φ5.1mm、φ10.0mmオプション)
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- 測定精度
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±0.2%FS
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- センサ荷重
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500g、1kg、2kg、5kg、10kg、20kg、30kgFSより選択
(加圧範囲0.5%〜80%FS)
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- オートゼロ機能
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有り(測定毎に自動的にゼロ補正します。)
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- センサ校正機能
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自動登録
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- 出力単位
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gf、N(mN)切替え表示
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- 押付け時間の設定
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OFF or 0.01〜3600s 0.01s単位設定
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- サンプリング間隔
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1、10、50、100、500、1000、2000、4000、8000Hzより選択
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- 外部出力
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USB
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- 入力電源
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AC 100-240V、±10% 50/60Hz
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- 消費電力
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300VA
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- 外形寸法
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W485mm×D651mm×H725mm
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- 重量
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77kg(本体のみ)
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- 安全機能
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- オーバーロード 検知機能
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測定中に測定レンジを超えた場合は自動的に停止します。
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- プローブ降下時 破損防止機能
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測定プローブがサンプルに接触した時、即時停止します。
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- 過昇温 防止機構
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加熱温度が一定温度以上加熱された場合加熱停止します。
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