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接触電気抵抗同時計測型摩擦摩耗試験機

ピンオンディスク方式による直線往復摺や回転駆動形態による摩擦摩耗試験時に、摩擦する2物体間の接触電気抵抗を計測し、表面荒れと同時に電気抵抗の上昇を測定するシステムを備えた摩擦摩耗試験機を紹介いたします。

接触電気抵抗同時計測型摩擦摩耗試験機の概要と特徴

接触電気抵抗同時計測型摩擦摩耗試験機の写真

接触電気抵抗同時計測型摩擦摩耗試験機の概要

電気製品には、携帯電話の充電コネクタ部や、PCのUSB端子のように使用時に摩擦が発生する電気接点部は数多く存在いたします。本摩擦摩耗試験機では、これらの部材を摺動させた回数に対する摩擦係数の変化を測定することで、すべり性の変化(USB端子の差し込みやすさ等)を数値化すると同時に導電状態を測定することで、電気接点として求められる、電気導通への摩耗の影響を同時に評価することが出来る試験機です。

絶縁物の評価においては、摩耗による削れが発生しても、絶縁を保つことが出来ている間はその役割を果たすことが出来ているとみなす場合も有り、この場合本電気抵抗計測を行うことで、摩耗による削れが発生し、電気導通が発生するにいたるまでの摺動回数を正確に測定することができます。

接触電気抵抗同時計測型摩擦摩耗試験機の特徴

  • 摩耗による表面変化(削れ・粗れ・剥がれ)による摩擦係数の変化から、耐摩耗性を数値で評価します
  • 摩耗により表面が荒れることで接触面の現象が発生し、電気抵抗が高くなる現象も同時に評価します
  • 摩耗により表面の貴金属メッキが破損することで電気抵抗が急激に上昇する過程の評価が可能
  • 測定時に電圧印加が可能で、電流を流しながらの摩擦摩耗試験が可能
  • 微小な摩擦力に反応可能なアーム及びセンサの採用により軽荷重測定が可能

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