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粉体濡れ性性試験機

医薬品や顔料等の粉末材の臨界濡れ張力を測定し、分散性や表面エネルギーを考察する疎水性粉体濡れ性試験機を紹介いたします。複写機トナーや顔料・シリカ等の評価にご活用いただいております。

粉体濡れ性試験機の概要と特徴

粉末表面自由エネルギーを測定する粉体濡れ性試験機の写真

粉体濡れ性試験機の概要

ビーカーに入っている純水に試料粉体を浮遊させ、溶液を攪拌しつつ、その中に有機溶媒を連続的に一定流量で供給します。この時粉末が濡れて沈降する状態を、レーザ光を用いて透過光強度の変化としてとらえ、コンピュータにて処理して流量濃度曲線として出力させます。この粉末塊が沈降し始めたときの有機溶媒の量をもって、有機溶媒との親和性(疎水性)度の目安として評価します。

粉体濡れ性試験機の特徴

  • 粉体のぬれ臨界点を数値で評価できます
  • 同一粉体試料の表面状態や粒径の差から起こるぬれのばらつきを評価できます
  • 粉体がぬれはじめる溶媒濃度は、供給する溶媒速度を変化させても変わりません
  • 専用ソフトにて測定データをグラフ化しデータ処理を行うことができます
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