Home>製品紹介>スクラッチ試験>超薄膜スクラッチ試験機>測定例>アパタイト薄膜の測定例
超薄膜スクラッチ試験機の測定例
人体内で使用される金属表面に成型したアパタイト膜の密着強度をスクラッチ法を採用した、超薄膜スクラッチ試験機を用いて測定した評価例を紹介いたします。
※CSR02型による測定Dataです。
生体材料用アパタイト膜の付着力評価の測定結果
アパタイト膜に対しR5ミクロンのダイヤモンド圧子を接触させ、荷重を増加させながら測定(スクラッチ)してゆきます。
左記の測定では、荷重が27.3mNに達すると出力Dataに顕著な変化点が発生し、これにより膜の破壊を検出いたします。
測定条件
- 触針端形状:R5μm
- スクラッチ速度:10μm/sec
臨界剥離荷重値(測定結果)
- 27.3mN
関連試験機
- 生体材料の摩耗を評価するJIS T-0033に準拠した摩擦摩耗試験機